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2007年05月21日

『幾つかの、ある日の出来事』

ラジオニッポン『杉紀彦のラジオ村』収録。
 杉紀彦さんとお会いするのも久しぶり――昨年夏の石原裕次郎邸での20回忌の法要依頼だ。今回は『団塊、再起動。』(ポプラ社)の宣伝をしていただく、という目的がある。30分のゲスト出演だが、何も打ち合わせせずのいきなり本番なのでちょっぴり心配していたが、杉さんが『団塊、再起動。』をしっかりと読んで下さっていたので、話しはスムーズに展開し、心配は杞憂に終った。仕事というより、久しぶりに会った友人と近況を報告し合ったような気分だった。さすがは名ホスト杉紀彦さん。
                     ○              ○
 日刊ゲンダイの取材。
 これも事前に何のインフォメーションもなかったのだが、編集者の○○さんが「団塊」と「再起動」をよく勉強してくれていてスンナリの一時間だった。
「リブート/再起動」という言葉が少しずつひとり歩きし始めているのを感じる。色々な機会に「再起動」を目にすることが多い。
 ラジオ、雑誌の取材依頼も数本きているし、「あの男、再起動」というキャッチコピーの『ダイハード4』も宣伝が始まった。
 そして――私も、Rebootingの真最中だ。
                     ○              ○
 神戸フィルムコミッションの田中まこさん――が、日帰り訪京中の忙しい中を来社してくれた。
 秋に撮影予定の映画のことで、村山プロデューサーが調査依頼していた案件の報告と打ち合わせだった。相変わらず活発で、精力的に行動している魅力的な女性のまこさんだが、何よりもその根幹に「映画が好き」ということが、ずっしりとあるのがいい。
                     ○              ○

 コメディーミュージカル『LUV』(ル・テアトル銀座)、前進座恒例国立劇場公演歌舞伎、などを観劇する。
 『LUV』は久しぶりに観る高橋おさむさんの演出。安寿ミラさんがステキだった。劇場で演出家の青井陽二さんとバッタリ。丁度持ち合わせていた著書『団塊、再起動』を贈呈すると。
「僕もまさに団塊ですから――」
 と人なつこい顔で笑った。
 前進座歌舞伎。今回の演目は歌舞伎十八番『毛抜』と、新歌舞伎『新門辰五郎』。前進座の舞台は、日本人の心情を実によく捉えている、と改めて感じた。それに、加えて心底思ったこと。やはり時々は歌舞伎の世界に浸るのはいい。一時的にせよ、心身共にが幽玄の世界に浸っている安らぎがある。
 
 それよりも何よりも、最高に嬉しかったのは、西田シャトナーさん。その存在をご存知の方は少ないかもしれないが、僕は『惑星ピスタチオ』の、なにを隠そう、大ファンだった。惑星ピスタチオを解散して以来、何年振りの東京公演なのだろう。5年、6年振り?
 シアタートップスで、題名は『感じわる大陸』
 原田大二郎さんが
「オレも観たい」
 というので、一緒に観劇することになる。
 以前に公演していた「シアター・アップル」に較べると、可成り小振りの小屋だが、観客層は以前と変わらない。スタッフの登紀子さんもまだシャトナーさんと一潮に活動しているのが何故か嬉しかった。
 米国大陸発見のコロンブスにまつわる島に取り残された船員たちの話しだが、発想の源がいかにも西田シャトナー。腹筋善之介がいないのは少し淋しかったがそれでも久しぶりにシャトナーワールドを満喫。西田シャトナー健在。彼も再起動(リブート)を開始したようだ。
 シャトナーさん、頑張って下さい! また楽しい舞台を見せて下さい!

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2007年05月07日

『ゴールデン・ウィーク』

『五木寛之ふたり塾』も早や四回目。
午前中に、たっぷり二時間のヨガを終えてから、会場のポプラ社に駆けつける。
「増田さん、皆勤賞だね!」
 五木さんが僕の顔を見るなり、愛好を崩しておっしゃった。
「今年一杯続いたら、ご褒美を下さいね!」
僕も、軽口をたたく。
 今回のテーマは「親子」。これまで通り、10組のカップルが選抜されて参加している。
 五木さんは優しい。
 熱烈な五木ファンが応募してくるわけだが、参加者の中にはあこがれの五木さんに会い、ここぞとばかりに自分のことだけを熱心に話したりする人もいる。そんな人の長い言に対して、不満な表情も見せず、にこやかにじっと聞いている。そして、最終的には参加者全員が満足するようにティーチインを締めくくる。
見事なナビゲーターぶりだ。
             ○           ○
 演目二題。
 扉座『ドリル魂』(作・演出:横内謙介)
 『まつさおな』(脚本・演出:成井豊+真柴あずさ)。

 二作品とも20代の演劇ファンを中心に盛況だった。もう、安定した固定ファンがいる。
 『ドリル魂』は扉座初のミュージカル。『まつさおな』はキャラメルボックスでは珍しい時代物――とちょっと異色の作品だったが、それぞれ劇団カラーを生かした作品で、とてもとても面白かった。長年地道にやってきた演劇集団の円熟味を感じる出来栄えだ。とても良い気持ちで劇場を後にできることは、観劇後の幸せなひと時。
             ○           ○
 GW最終日は、明石監督と大阪まで飛んだ。
 大阪城ホールでの関西ジャニーズJr.の公演を観るため。目的は、ジュニアメンバーの中から次回作の映画へのキャスティング候補を見つけること。やはり、層が厚い。150人くらいはいるだろうか。ホール内の隅々まで舞台化したステージで、所狭しと少年達が歌い、踊る。その躍動感は
既にそれを失っている僕たち世代には羨ましいし、とても心地よい。
 僕は、事務所の第一号タレントだったジャニーズの頃から、事務所、メリーさん、ジャニーさんとおつきあいがある数少ない人間だと思うのだが、ジャニーズ事務所40年の歴史の中で、間違いなく現在が最も隆盛期だろう。
 ジャニーさんとは本当に久しぶりに、RHからステージ終了まで、一緒にいてお話をした。
 子供たちの活躍するステージを見ているジャニーさんは心底楽しそうだし、彼らの一挙手一動を厳しい目でチェックする。やはり、エンターテインメントが好きなんですね。ステージがうまく展開し、観客席から満足げなリアクションが返ってくると、実に嬉しそうな笑顔を見せる。
 『Shock !』『少年隊/青山劇場』『滝沢演舞城』……と売れっ子タレントの舞台は毎年かなり見ているが、ジュニアメンバーのステージを観るのは少なくとも10年振り以上だ。だから、とても新鮮だったし、スターになる前の少年達の一生懸命さが純朴さになり、とても良かった。
  
 公演終了時間の関係で、最初から帰京は新幹線を予定していた。GW最終日とあって、新大阪駅は大混雑。それでも、一ケ月前に予約してあったので、僕たちは無事に居眠りしながら帰京できた。

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