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2007年05月07日

『ゴールデン・ウィーク』

『五木寛之ふたり塾』も早や四回目。
午前中に、たっぷり二時間のヨガを終えてから、会場のポプラ社に駆けつける。
「増田さん、皆勤賞だね!」
 五木さんが僕の顔を見るなり、愛好を崩しておっしゃった。
「今年一杯続いたら、ご褒美を下さいね!」
僕も、軽口をたたく。
 今回のテーマは「親子」。これまで通り、10組のカップルが選抜されて参加している。
 五木さんは優しい。
 熱烈な五木ファンが応募してくるわけだが、参加者の中にはあこがれの五木さんに会い、ここぞとばかりに自分のことだけを熱心に話したりする人もいる。そんな人の長い言に対して、不満な表情も見せず、にこやかにじっと聞いている。そして、最終的には参加者全員が満足するようにティーチインを締めくくる。
見事なナビゲーターぶりだ。
             ○           ○
 演目二題。
 扉座『ドリル魂』(作・演出:横内謙介)
 『まつさおな』(脚本・演出:成井豊+真柴あずさ)。

 二作品とも20代の演劇ファンを中心に盛況だった。もう、安定した固定ファンがいる。
 『ドリル魂』は扉座初のミュージカル。『まつさおな』はキャラメルボックスでは珍しい時代物――とちょっと異色の作品だったが、それぞれ劇団カラーを生かした作品で、とてもとても面白かった。長年地道にやってきた演劇集団の円熟味を感じる出来栄えだ。とても良い気持ちで劇場を後にできることは、観劇後の幸せなひと時。
             ○           ○
 GW最終日は、明石監督と大阪まで飛んだ。
 大阪城ホールでの関西ジャニーズJr.の公演を観るため。目的は、ジュニアメンバーの中から次回作の映画へのキャスティング候補を見つけること。やはり、層が厚い。150人くらいはいるだろうか。ホール内の隅々まで舞台化したステージで、所狭しと少年達が歌い、踊る。その躍動感は
既にそれを失っている僕たち世代には羨ましいし、とても心地よい。
 僕は、事務所の第一号タレントだったジャニーズの頃から、事務所、メリーさん、ジャニーさんとおつきあいがある数少ない人間だと思うのだが、ジャニーズ事務所40年の歴史の中で、間違いなく現在が最も隆盛期だろう。
 ジャニーさんとは本当に久しぶりに、RHからステージ終了まで、一緒にいてお話をした。
 子供たちの活躍するステージを見ているジャニーさんは心底楽しそうだし、彼らの一挙手一動を厳しい目でチェックする。やはり、エンターテインメントが好きなんですね。ステージがうまく展開し、観客席から満足げなリアクションが返ってくると、実に嬉しそうな笑顔を見せる。
 『Shock !』『少年隊/青山劇場』『滝沢演舞城』……と売れっ子タレントの舞台は毎年かなり見ているが、ジュニアメンバーのステージを観るのは少なくとも10年振り以上だ。だから、とても新鮮だったし、スターになる前の少年達の一生懸命さが純朴さになり、とても良かった。
  
 公演終了時間の関係で、最初から帰京は新幹線を予定していた。GW最終日とあって、新大阪駅は大混雑。それでも、一ケ月前に予約してあったので、僕たちは無事に居眠りしながら帰京できた。

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