『同級会』と『フォーラム』
35年振りの高校同級会の為に『五木寛之ふたり塾』を初めて欠席。
五木さんと「皆勤」を約束していただけに残念。箱根に向かうロマンスカーの出発時間まで時間があるので、五木さんと始まる前に少しでもお話できたらと会場のポプラ社に顔を出す。
「気にしないで楽しんできて下さい」と五木さん。
「一応顔は出したのですから、欠席ではなく、早退扱いですね」と私。
箱根からロマンスカーで一路箱根へ――。
早大高等学院でクラス替えが無かった三年間の同級生なので、単なる同級会とはワケが違う。そして、全員大学も同じだし、その内の1/3は学部まで一緒だ。同級生50人の内、物故者が4名。生存者46名のうち、36名が出席というのだから驚きだ。
行方不明だったのが一週間前に北海道にいるのが判明し、急遽駆けつけたヤツもいれば、九州からのヤツも。40年の間時々何かで会っていたヤツもいるが、40年振り――というヤツもいる。
こんな話しをしているとキリがないのでいい加減で止めるが、高校時代に戻るのに5分と必要としなかった。
皆、還暦を迎え、既に完全リタイア組も5、6人いる。上場企業の社長、重役。大学学長、大学教授。中小企業経営者。公認会計士……多士済々の顔ぶれだが、結構みな堅い職業で、あまりはみ出し人間がいなかった。
翌日、大湧谷に行き、小学生時代以来の硫黄茹での黒い卵を食べる。辺り一面に漂う硫黄の匂いが、小学校の遠足を思い出させた。
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『四国へんろ道文化を世界遺産に』という運動のフォーラムが吉祥寺前進座で開催された。
これは、昨年暮れから正月にかけて、藤本ヨガの合宿で滞在した、四国・今治にある仙遊寺の小山田憲正住職が十年前から提唱している運動だ。
私もパネリストの一人として参加した。
私は一度のへんろ体験がない。そんな私がそんなフォーラムに参加する資格があるのだろうか。はなはだ疑問に思っていたのだが、小山田住職と代表世話人・武田信之のお人柄で、ついつい引き受けてしまった。
フォーラムは立ち見が出るほど盛況だった「夢へんろ〜どんな時も希望をすてず〜」というみかん一座のミュージカルの後に行われたが、150名近くの聴衆が最後まで熱心に関心を示してくれたのには感動した。
パネリストも(元朝日新聞論説委員の辰濃和男さん、NHKドラマ・チーフプロデューサーの鈴木圭さん、瞽女(ゴゼ)三味線の月岡祐紀子さん、みかん一座座長の戒田節子さん…それに、私……とユニークな方々で、気持ちよいフォーラムでした。
「四国へんろ道文化」「世界遺産」――で検索すると、沢山の情報、案内が出ていますから、是非一度検索してみて下さい。
