『六月下旬の日々』
川崎FMの『岡村洋一のシネマストリート』という番組に出て、映画の話し、
「団塊、再起動。」(ポプラ社)の話しをする。
ナビゲーターをしている岡村洋一さんは、本職は俳優でボクの作品にも何本か出演していただいたことがある。4、5本は出ていたような気がしていたが、訊いてみると『ナンミン・ロード』と『十三階段』の2本だけだという。それは申し訳ない…とお詫びしつつ、久しぶりの再会を冒頭挨拶に、番組が始まる。
一本は生放送、一本は収録――というスタイルで2時間半くらいで1時間番組を2本終えてしまうのだから、ちょっとハードだ。しかも殆ど打ち合わせらしいものもなく、ぶっつけ本番で生放送が始まったから、どうなることやら…と思っていたが、まあなんとか終えることができた。
岡村さんがボクの映画をよく見てくれていて、また「団塊、再起動。」を、しっかり読んでいてくれたので、会話がスムーズだった。
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立川志らく作・演出の『ヴェニスの商人』の舞台を観る。
JR目白駅近くにある小さな劇場で、客席は100くらいだろうか?
舞台も狭いし、
——こういう劇場だと、楽屋などと呼べるようなスペースはほとんど無い
だろうから、出演者も大変だろうなあ…。
かつては演劇プロデュースをやっていた身としては楽屋裏を想像してしまう。
——出演者もボランティア出演で、ギャラもろくに支払われていないのだろ
うなあ…。
そんなことを気にしながらも、受付スタッフの一生懸命な対応に、好感を感じる雰囲気がある。
この芝居には、友人の映画監督根本順善監督と、敬愛する立川談四楼師匠が出演していることから、観劇と相成った次第だった。
『ヴェニスの商人』はこれまでも様々な形で翻案されているが、志らく版も御多本にもれず、大胆に本案されていた。
正直言って芝居そのものは、とりたててどうこう批評するような代物ではなかったが、随所に演出家「志らく」の才を感じる箇所があった。この人は、こうした活動を5、6年も続けていたら、必ずそちらの分野で成功するだろう、と思う。
ひと言も台詞を喋らない根本さんは、神様の役で、台詞がない、という「負」を「正」に見事に転換し、きちんと自分の役のおいしいところをさらっていっていた。やはり、プロなのかなあ。
談四楼師匠は、役どころとして損な役に思えた。芝居でも映画でも、出番の長い、短い、多い少ないではなく、得な役どころと損な役どころ、というのがあるものだが、今回の師匠の「悪徳弁護士」役はちょっと損な気がした。それでも、人柄は誤魔化せないもので、悪徳の中に善を感じさせるところは流石。
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『バベル』『クィーン』『恋しくて』『しゃべれどもしゃべれども』……などの映画を見たり、寄席通いをしているうちに一週間は、あっと言う間に去っていく――。途中で読みたい本を読む時間すらない。
そんな中、一ヶ月振りに、『五木寛之 ふたり塾』に参加する。
今回のテーマは「恋人」。
14歳、20歳…と、大きく年齢が異なる恋人たちに嫉妬まじりの眼差しを向けてしまうのは私だけだろうか? どうもそうではなさそうで、大きな年齢差がある若い女性を恋人に持つ男性には、必ずや羨望と嫉妬の視線が浴びせられるようだ。
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そんな忙しい月間だった6月の締めは、ニッポン放送、テリー伊藤の『のってけラジオ』。
十年振りのゲスト出演で、アシスタントの林家たい平さんは、前回の時はいなかった。
ここでも、「団塊、再起動。」の本の話しが中心。そう、この本のプロモーションで出演しているのだから、当然と言えば当然です。
でもやがては映画の話しになる。
そして、別れ際には、
「ボクも映画やりたいので、その時はよろしく」
と、テリーさん。
梅雨とは言え、東京は真夏日。明日からもう7月。
来週からは、少し急ぎ気味に、明石監督と、映画の懸案事項を進めなければ!
