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2007年12月28日

『日刊スポーツ映画賞/石原裕次郎賞』

 暮れも押し詰まった12月28日。日刊スポーツ映画賞/石原裕次郎賞に出席する。なぜこんな年の瀬に授賞式を開催するかというと、裕次郎さんの誕生日が12月28日だから。ついこの間始まった映画賞のような気がしていたが、もう今年で20回目だという。
 主催の日刊スポーツ新聞社社長、川田員之さんとはある趣味の会を通じて公私共々仲間でありお世話になっている。会場入口に他の役員の方々と並んだタキシード姿の川田さん−−いつもより感慨深げにお見受けした。これも20年間の積み上げてきた歴史がもたらしたものか。
 今年は、作品賞『武士の一分』 監督賞:周防正行『それでもボクはやってない』
     主演男優賞:木村拓哉 主演女優賞:竹内結子
 「それでもボクはやっていない」は良かった。周防さんの11年間の休息は無駄でなかった。映画のできもいいけれど、それ以上に、ああいう傾向の、ああいう性質の映画が、観客に支持され、評価もされるというのをみると、日本映画にもまだまだ希望がある気がする。キムタク人気に支えられたとはいえ、『武士の一分』に関しても同様のことが言える。
 周防監督と会場で、久しぶりに顔を合わせる。『シコふんじゃった』と『Shall we ダンス?』との間で、監督とは一本一緒にやろうとして流れてしまった作品があった。あれももう20年前の出来事になる。お互いにまだ30代、二人共髪の毛が薄くなった。

 実はこの二日前の26日の業界通信に、私が東映とプロデューサー契約をした--と報じられ(これは事実なのですが)たことがあり、皆さんから、顔が合うとその話しになる。
「2週間ほど前に噂を聞いてはいたんだけど…」
「どういう形でやるんですか?」
「今、動いている企画はどうするんですか?」
 別の邦画メジャー会社の某氏からは、冗談混じりに、笑顔で、
「今度はライバルになるじゃないですか」と。
 でも、映画会社の人、俳優プロダクションの人そして、映画記者、評論家などのマスコミ関係者も、皆、「頑張って下さいね」と好感もってこの報を受けてくれているのが嬉しかった。
 この一件もまだ公表できる段階ではなかったので、これまでは書けなかったのですが、年明けのブログでゆっくりと書かせてもらいます。

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2007年12月16日

『December Boys』『裕次郎』『YAZAWA』

 約束の合間に、丁度番組上映時間が合ったので以前から気になっていた『ディセンバー・ボーイズ』を観る。
 タイトルとポスターから、ムム 多分、俺のスキなタイプの青春映画。
 と思っていたのだが、見るまでオーストラリア映画だとは思わなかった。
 思わぬ拾いモノをして、得をした感じがした。
 でも、こういう映画を日本で作ったとして、どういうマーケットで出せるのか、やはり限られてしまうのかな…と思った。
 『椿三十郎』『続・三丁目の夕日』『ミッドナイト・イーグル』『てれすこ』……そんな日本映画を一通り見てみたが、感想は複雑。
 ヒットするというのはどういう要素が必要なのか---本当に映画を当てるのは難しい。
          ○          ○
 NHKのプレミアム10で、石原裕次郎を1時間30分。
 没後20年。
 やはり裕次郎さんは今見ても偉大だった、そう思うのは個人的な憧憬のせいなのだろうか? いや、決してそうでない。その証拠に、没後20年経ってもNHKがあんな番組を制作するくらいだから。
         ○         ○
 矢沢永吉武道館100回記念ライブを観る。
 YAZAWAも凄い。
 僕が30年近く前に作ったドキュメンタリー映画『RUN & RUN』の頃と、変わっているが、変わっていない。太い幹と根部分は変わらずに、真っ直ぐ空に向かってに伸びている。自分の生き方、音楽に迷わず、ブレずに。そして、どんどん新芽を誕生させながら、枝葉の部分は常に成長している。やはり、努力と挑戦を繰り返しているから、現在の永ちゃんがあるのだろうと改めて思う。
 昔、永ちゃんファンだったが今は嫌いというファンは皆無に等しいが、昔は余り好きではなかったが今は好き---というファンは多いのだから。
 もう彼の音楽がどうこうということでなく、<YAZAWAの生き方>の魅力のだろう。
 1万人の30代、40代、50代のいい歳をした大人が、YAZAWAタオルを肩にかけ、盛んに「永ちゃんコール」をする様には唖然とするし、こんなアーティストは他にいない。

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2007年12月03日

『サンタクロースに会いました』

 忙しさと怠惰の中で ブログを書くことが頭からぶっ飛んでいて、ずるずるとしていたら、もう12月になってしまいました。
 藤沢市の坂本さん、桐生市の日浦さん、八戸市の成田さん、東京の深沢さん……etc、何人もの方から、ブログが止まってしまったことに関して、
「何かあったのですか?」「忙しいのですか?」
 と、電話、メールをいただきました。

 前述の、多忙と怠惰もブログを書けない理由ではありますが、それ以上に大きな原因の一つは、ボクの職業柄のことがあります。つまり、現在進行しているていることでまだ公にはできない仕事上の事柄があるんです。
 「まだ、現在は水面下で」「暫くの間は秘密裏に」ということが。むしろそういうことの方が多いかもしれません。
 そのことを皆さんに話をすると、
「いいじゃないですか。公にできる範囲で書けば」
 という答えが返ってきました。
 しかし、そういうことを避けて書こうとすると、読む側からしたら、少しも面白く(interesting)はない内容になってしまう怖れがあります。よく言われるように、「わさびの効いていない寿司」だったり「武蔵坊弁慶のいない源義経」のようになってしまうような…。
 でも、『無』よりも『有』の精神で、書ける日常の範囲で、また書き始めることにします。
        *        *        *
 とりあえず、現在、私がクリスマスに向けて書いた『サンタクロースに会いました』(ポプラ社)という童話絵本が書店に並んでいますので、是非手に取ってみて下さい。サンタクロースにまつわる心温まるちょっとイイ話しです。
 上野英子さんが可愛らしい絵を書いて下さって、ステキな本に仕上がっています。
 是非、ご笑覧下さい。

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